小児のメタボリック

小児のメタボリックがこの頃増えてきているようですね。メタボリックは中高年の人が心配するものと思い込んでいますが、最近は小児も心配しなければいけない時代になりました。厚生労働省も、小児のメタボリック症候群の診断基準を出し、解消目指し対策や予防に動いてます。肥満プラス高脂血症と診断されればメタボリックになりますが、近頃は、肥満プラス高脂血症と診断される小児が増えてきており、まさにメタボリックに当てはまってしまうのです。小児は、油っぽい食べ物が大好きだからコレステロールの心配なんかしても、運動量があるし大丈夫と思っている人が多いと思います。しかし、ここに驚くデータがあるんですよ。現代の日本の小児の血清脂質値は、アメリカの小児の血清脂質値より上回っているというのです。この結果には正直驚きました。アメリカよりも日本はメタボリックの予備軍になっている小児が多いと言うことを示しているのです。血清脂質値が高くなると動脈硬化が進み、その結果、脳梗塞・狭心症・腎臓障害・大動脈瘤・心筋梗塞などの重篤な病気につながる危険性があります。

小児メタボリックと食事

小児のメタボリックの原因としては、外で体を動かして遊んだり運動の減少や夜更かしなどの不規則な生活、コンビニの高カロリーな食事、お菓子の食べ過ぎといった事があげられます。昔に比べると、いつでも買って好きなものが食べられる便利な環境が災いしているのかも知れません。小児のメタボリックの1番の原因はやはり食事です。対策は、肉などの動物性脂肪の摂り過ぎを避け、好き嫌いをせずにバランスの取れた食事をさせる事。スナック菓子やジャンクフードの過剰な摂取、甘いジュースなど糖分の摂り過ぎ、アイスやチョコレートに含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎを控えさせると肥満の予防にもなります。家の中でゲームをして遊ぶのもたまにはいいと思いますが、基本的には外で体を使って元気に運動して遊ばせ、早寝早起き、バランスの取れた3回の食事を心がけ、健やかな成長を促してあげることが大切ですね。小児のメタボリックは、本人の意思よりも親が気をつけていれば防ぐことが出来ます。我が子をメタボリックにしないために、親がレシピを工夫してバランス良い食事を心がけてあげましょう。